Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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そうせきしとわたし

回想 子規・漱石

高浜 虚子

Leggi 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 115.187 caratteri · 231 schermate

Aozora Bunko

二十九年から三十年頃私の手許に受取った句は私から子規居士に転送したり、そうでなければ当時私の受持って居った『国民新聞』の俳句欄に載せたりなどしてその結果『春夏秋冬』の中に収めたものが多いように記憶している。今生憎手許に『春夏秋冬』がないが、

累々として徳孤ならずの蜜柑哉

という句の如きはその一例であったように記憶する。右の手紙は熊本県飽託郡大仁村四百一番地とある。

次に受取った手紙は同じく三十一年の三月二十一日の日附のものである。

その後は存外の御無沙汰、平に御海恕可被下候。御恵贈の『新俳句』一巻今日学校にて落手、御厚意の段難有奉拝謝候。小生爾来俳境日々退歩、昨今は現に一句も無之候。この分にてはやがて鳴雪老人の跡釜を引き受くることならんと少々寒心の体に有之候。

子規子病気は如何に御座候や、その後これも久しく消息を絶し居り候こととて、とんと様子もわからず候えども、近頃は歌壇にての大気焔に候えばまずまず悪しき方にてはなかるまじと安心いたし居り候。先は右御礼のみ、草々如斯に御座候。頓首。

三月二十一日愚陀仏

虚子様榻下

梅散つてそゞろなつかしむ新俳句