Classici giapponesi con furigana
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Leggi 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 115.187 caratteri · 231 schermate
日本に居る人は英語なら誰の使う英語でも大概似たもんだと思って居るかも知れないが、やはり日本と同じ事で国々の方言があり身分の高下がありなどしてそれはそれは千差万別である。然し教育ある上等社会の言語は大抵通ずるから差支ないが、この倫敦のコックネーと称する言語に至りては我輩には到底わからない。これは当地の中流以下の用うる語ばで字引にないような発音をするのみならず、前の言ばと後の言ばの句切りが分らない事ほどさように早く饒舌るのである。我輩はコックネーでは毎度閉口するが、ベッヂパードンのコックネーに至っては閉口を通り過してもう一遍閉口するまで少々草臥るから開口一番ちょっと休まなければやり切れない位のものだ。我輩がここに下宿したてにはしばしばペンの襲撃を蒙って恐縮したのである。不得已この旨を神さんに届け出ると可愛想にペンは大変御小言を頂戴した。御客様にそんな無仕付な方があるものか以後はたしなむが善かろうと極めつけられた。それから従順なるペンは決して我輩に口をきかない。但し口をきかないのは妻君の内に居る時に限るので山の神が外へ出た時には依然として故のペンである。