Classici giapponesi con furigana
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
Leggi 地球発狂事件 (ちきゅうはっきょうじけん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 86.306 caratteri · 173 schermate
あ、あそこにも見える。あんな風に、送影機はいくつも海中に投げこまれているんだ。分るかね、ドレゴ君、これは皆アメリカの飛行機が投げこんで行ったものだよ」
「うへえッ。飛行機がテレビジョンの送影機を投げこんで行ったとは、一体どういうわけなんです。爆雷を投げこんで行くのなら、わけは分りますがね」
「うん、これはわれわれのような専門家じゃないと分らないだろうね。アメリカの飛行機は、怪人集団の様子を偵察するために、あのとおり送影機を投げこんで行ったんだと思う。それは賢明なやり方だからね」
「そうかね、そんなに賢明かな」
「知っているだろう、ワーナー博士の調査団一行があの海底で遭難したことを。それに代ってテレビジョンの送影機を投げこむと、尊い人間の生命を脅かされることは全然ないんだからね。それにテレビジョンの送影機をあんなにどっさり相手の周囲に投げこむなんてぇ、こんな大掛りなことは、わがアメリカじゃなけりゃ何処の国がやるだろうか。痛快じゃないか」
「なるほどね、ずいぶん突飛なことを考えたもんだ。ビッグ・アイデアだよ」
「あの籠みたいなものに、送影用のレンズや発振器装置などがついているんだ。