Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
Leggi 大菩薩峠 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.272 caratteri · 313 schermate
それはあまりに酷い。しかし、百姓を侮辱するのは、つまり食物を侮辱するのである。食物を食うことのみを知って、その貴きを知らない奴には、その有難味を思い知らせるがよい。そこで米俵を背負わせて、舞台から花道を七廻りさせるのが順だろう、という説も出ました。
そこで、この周章者は四斗俵を背負わせられて、猿廻しをするように、前後をたたき立てられながら、舞台から花道を廻らせられることになる。
一俵、少なくも十五貫はあるだろう。普通の百姓ならば、苦にならない荷物だが、この男にとっては堪え難い負担で、一足行ってはよろめき、二足行っては倒れるのを、起してやって、またたたき立てて歩かせる。
舞台から花道を一廻りする間に、ヘトヘトになってしまいました。
それで、七廻り目に、息も絶え絶えになって倒れたのを楽屋へ担ぎ込んで、水を吹っかけたりして力をつけました。そんなことで、芝居はさんざんな体になってしまったが、その夜のうちに荷物を纏め、翌日はこの一座が掻き消す如く松本の市中から消え失せてしまいました。
道庵主従は、その足で浅間の温泉へ行き、鷹の湯へ泊りましたが、そこは宇津木兵馬も宿を取っているところ、まもなく仏頂寺、丸山、その他二人の壮士も押しかけて来ました。