Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
Leggi 大菩薩峠 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.272 caratteri · 313 schermate
おれは忠臣蔵の芝居を見て泣いたという者がある、楠公の写し絵を見て、急に親孝行になった者もあると言い出す。
本当の芝居好きは芝居好きで、また仏頂寺らのしたことに感謝する。ああいうにせものの面の皮を引ん剥いてくれたので、今後は松本の市中へにせものが入り込まず、おかげで、これからは本格の勧進帳でもなんでも見られるだろうと喜ぶ。
すべてが、仏頂寺や、川中島の百姓たちの取った手段を、悪いという者のない中に、市中の一角に巣を食っていたガラクタ文士の一連だけが、文句をいいはじめました。
横暴である、暴力団の行為である、暴力を以て芸術を蹂躙するのはよろしくない、と騒ぎ出したのがある。
それらがまた不相当の理窟を付けて、なにも弁慶というものは市川家の弁慶ではない――海老蔵とそのまま出せば冒涜にもなろうが、ちゃんと遠慮して海土蔵としてあるではないか、人間には呼び名の自由がある――なんぞとガラクタ文士が理窟を捏ね出しました。
この連中は常に、クッついたり、ヒッついたりする物語を書いて、おたがいに刷物を配っては得意がっている。親たちがそれを意見でもしようものなら躍起となって、芸術は修身書ではありませんよと叫び出す。