Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
Leggi 大菩薩峠 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 74.962 caratteri · 145 schermate
ああ多分そうなんでしょう。いずれにしても、あのイヤなおばさんの魂魄だけではない、その肉体とまで前後して、自分たちは行くところまで行かねばならないのか――お雪ちゃんは飛騨の高山を怖れました。
十二
これに先立つこと幾日、宇津木兵馬は同じ道を、すでに飛騨の高山の町に入って、一の町二丁目の高札場の前に立っておりました。
大きな柳の枯枝に、なぶられている立札を見ると、「御廻状写の事」というものがある。本文を読んでみると、
「近来浪人共、水戸殿浪人或は新徴組抔と唱へ、所々身元宜者共へ攘夷之儀を口実に無心申懸け、其余公事出入等に、彼是申威し金子為差出候類有之候処、追々増長におよび、猥に勅命抔と申触し在々農民を党類に引入候類も有之哉に相聞き、今般御上洛被仰出折柄難捨置、依之已来御料私領村々申合せ置き、帯刀いたし居候とも、浪人体にて恠敷見受候分は無用捨召捕り、手向いたし候はば切殺候とも打殺候とも可致旨被仰出候間、其旨可存候
右之通り万石以上以下不洩様に相触れ、且右之趣板札に認め、御料私領の宿村高札場或者村役人宅前抔に当分掛置候様可被相達候
亥十二月」