Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
Leggi 大菩薩峠11 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 368.567 caratteri · 720 schermate
蛇形の者と契って、それを悔い恥ずるの心から、箸をほとに突き立てて自殺したという姫の名。
蘇我氏の大逆の裏に拭うべからざる大伴の小手古の姫の名。
日本武尊を伊吹の毒の山神の森に向わしめた尾張の宮簀姫の名。
藤原の薬子の名も見える。
額田女王の名も、悪女の神に入れてあるらしい。
石河楯と姦したがために、日本に於てはじめて磔刑というものにかけられた池津姫の名もある。
夫を外征にやって、その間に帝に奪われた田狭の妻――の名もある。
延喜天暦の頃の才媛にも悪女が多い。
頼朝の政子も――秀吉の淀殿も――家康の築山殿も、千姫も、みんなお銀様は悪女の名に編入しているらしい。
ずっと近代になって、延命院の美僧のために犯されたという女性たち。
大奥の江島は、実は月光院の犠牲であるという意味でお銀様は、流された江島よりは、本尊の月光院の名を憎んで、悪女の中に入れてしまっているらしい。
それと、生島新五郎の弟大吉を長持に入れて、奥へ運ばせて淫楽に耽ったという尾州家の未亡人天竜院もまた、悪女として、お銀様の供養をまぬがれることはできないらしい。
三十六人の情夫を持ったという某の俳優の妻も、許した限りの男の定紋をほりものにして肌に刻んだ莫連者――