Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
男一 はい、百俵なんど、私などの所に、一度に、それほどは御座いませんで、こ、こんど三十俵だけ馬に付けて参じまして麓まで、へい。あとあとは、また、あとあとで、たしかに……。
隊一 よかろう。
男 へい? そ、それではここで戻りましても……?
隊二 馬鹿、山上へ行くのだ。あまく見るなよ、忠蔵とやら。貴様からはたり抜かれた百姓の子供やなんぞが、この山には大分居るぞ。しかも、今頃まで呼出しを延引したこともあり、かたがた、そのチョンマゲが、その胴に付いているものやらいないものやら、保証は出来ぬ。ここではわからぬ、山へ行けっ!
男一 へええっ!
隊一 (歩哨に)この者は?
歩哨 下妻の物持で戸山それがし――。
隊一 おお、長兵衛と言う奴だ。そうか貴様が戸山長兵衛か! 黄金二百両、そうだったな? 帳面を見るまでもない、佐藤先生の言っていられたのを憶えている。持参したのか?
男二 へ、へ、へい、持って参りました、しかし、そ、それが、ああた、二百両と一口に仰せられても、当今、……そんな訳で、五十両だけ、やっと、それもかき集めて参りましたため小判小つぶ取りまぜての……へい。
隊一 言うかっ!(スラリと抜剣。