Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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てんぐがいでん きられのせんた

天狗外伝 斬られの仙太

三好 十郎

Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate

Aozora Bunko

。只の天狗と天狗が違うと筑波で尻をまくったのが、今年の三月は二十七日だ! 上を恐れず、暴威を震い、民家に放火し、宝蔵を奪う、とチャンとこれに書いてある。四月四日筑波を出て日光に飛んだ、天狗にゃ翼がある、早えや、次が下野太平山、あんまり太平でもねえ。そこで公方様が腹を立てなすって宇都宮以下常野十二藩に出兵を命ずと来たが、何しろ相手は命がけだ、埓が明かねえ、その内に水戸様不取締りとあって五月二十八日、幕命を以て天狗方の御家老武田伊賀守隠居謹慎、六月一日、同じく岡田国老をも隠居させ、諸生組の頭棟朝比奈、市川、佐藤を執権に据えは据えたが、天狗は筑波でやっぱりあばれる。追討軍が常陸国は高道祖で天狗を破ったのが先月は七日、ところが天狗もさる者、たちまち盛り返して掛けた夜討が丁の目と出て追討軍散々の目で逃げて帰るが江戸表、田沼様お乗出しと相成ったり。その間に水戸様では内輪もめだ、諸生組の御家老連またぞうろう首を斬られて水戸へ下って、お世つぎをトッコに取って水戸城籠城と来た、これを圧えにお乗り出しが宍戸の殿様は松平頼徳侯、水戸様お目代として進発あり。田沼様の公方がた本月三日には古河に御着陣、足利学校に御在陣、高の知れたる天狗党、シャニムニ踏み破り、蹴散らさんと思うても、そうは問屋がおろさねえ。