Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
そこへ外――奥――から戻って来る二、三人の足音。段六の声で「さ、しっかりなせえよ、嬢様、家に着いたで、しっかり」と聞こえて、お蔦がびっくりして見ていると、どうしたのか真青な顔をして目をつぶってグッタリしているお妙を段六が肩に負わんばかりにし、それをまた、養われている子の中で年かさな男の子が一人、お妙の右手の杖になって助けながら戸口から入って来る。三人とも今まで、水田の中で働いていた身装で手や足は濡れている。甲斐甲斐しく出で立ったお妙は着物が腰の辺まで濡れている。田の中で倒れでもしたらしい。
段六 (お妙の身体を上り端にソッとおろして)さ、しっかりすっだよ、嬢さん、うちだ、こうれ!
蔦 どうしたの、段さん?
段六 ああによ、タンボでつんのめってね。言わねえことじゃねえ、このウン気に朝からだ。早くあがんなせと言うても剛情張っだから。水だ。
蔦 あいよ(土間に降りて竈の側のカメから茶椀に水を汲んで来てお妙に呑ませる)お妙さんどう、しっかりしなさいよ。
妙 ……ありがとう。ああ。
段六 (お妙の襟をくつろげてやったりして介抱しながら)ジッとしていりゃ、じきよくなっだ。