Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
喜平 おい、くどいことはしねえがええ、無駄だ。それともお前だち、お上のなされ方に対して不服が有るのか? 有れば有るように……。
仙太 いえ、そ、そ、そんな大それたことば何で……。ただ、ただ、私兄き共、百姓ばする外にどげえして生きて行く術を知りましょう。田地お召上げお所払いになりませば、明日が日からのたれ死にでごぜます。ここのところおあわれみ下せえまして、どうぞ御願書お取上げ……
代役 ええくどいと申すに! さがれ!
刑吏 御取りきめに妨げすると、その方も縛るぞ!
その間に、小者二人、上林の弥造は三人の百姓を突き転ばすようにして歩かせる。他の二人は転んだりしながらもフラフラ行くが、仙右衛門は無力になっていて起てないで呻く。そこへ殆んど這うようにして近付いた女房が、ヘギの包みを仙右衛門の懐中にねじ込む。
女房 仙衛ムどん、先々で食べて下せえよ。これ白え米の飯だぞよう! 米の飯だぞよう!
弥造 よけいなことをするねえっ!
と女房の腕を青竹で叩き離す。女房ヒーッと叫んで転ぶように土手下へ去る――少しシーンとする。
仙右 (ガタガタする手で懐中を捜って見て)……こ、米の飯……米の飯でがんすか……こ、米の……(見開いているが見えはしないらしい両眼で遠くを見て嬉しそうにニッコリする)おあ、り、がとうごぜえ……(気味が悪くなったのか弥