Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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てんぐがいでん きられのせんた

天狗外伝 斬られの仙太

三好 十郎

Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate

Aozora Bunko

天狗党の人達もそれよ、ただ運が悪いのと早過ぎたのとで殺された。……俺もこの疵がうずくたんびに十年前までは、あの人達を怨んだもんだが、今じゃ武田様、藤田様、田丸様、加多さんはじめをお気の毒だと思うて居る。……さて、今度は、そうして出来た新政府を横暴だ倒せなんどと騒いでいるのが、自由民権か何か知らねえが、とんかく、おこぼれば頂戴出来なかった軽輩あがりや物持のせがれ、それに少しばかりお調子もんの貧乏人のせがれが尻馬に乗ってるくらいのことよ。こんだ自分達が出世ちまえば、同じように横暴ば働いてぶっ倒される側になるのだ。もっとも、それも、しねえよりはましだろかい。何かの足しにはなるからな。……どっちせよ、ふところ手をして食って行ける人間のすることはそんなもんよ。当てにはならねえ。トコトンの一番しめえに、人をぶっ倒しても、こんだ他人からぶっ倒されねえ者と言えば、百姓、人足、職人、穢多、非人なんどのホントの文無しの者だ。しかし、そいつは、まだまだだあ。……虎雄なんども自分の目で正の所ば見て来るがええて。

妙 だって、あんた、もし戦争にでもなれば、虎雄なんど、もしかすっと……?