Classici giapponesi con furigana
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てんのう
天皇
蜷川 新
Leggi 天皇 (てんのう) di 蜷川 新 (にながわあらた) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 136.036 caratteri · 269 schermate
藤沢衛彦著『閣老安藤対馬守』の二八一ページ以下に、それがのせてある。つぎに一句を抜き書きする。原文は候文だが、口語文にくだいて、かかげる。(註一二)
「主人の前中納言殿(水戸斉昭)は、和歌をこのまれ、本居学に志し、本居の説を信用されていた。そこで、主人の言われるところによると――シナの文王武王のように、その先君を殺して、ついに悪事を仕とげながらも、末代までも聖人であるといわれている。悪を仕とげれば、美名を後世にのこし、善でも仕とげなければ、悪名を残すということは、日本にもシナにもその例はすくなくない。日本も中古時代には、織田氏のように、足利義昭公をおしのけ、わがまま勝手なふるまいをしたけれども、その威勢が強かったために、逆賊の名を残さなかった。そうして諸大名は、信長に服従した。(中略)
たとえ外敵がやってきて、天子を押さえつけても、けっして、天地神明のにくしみを受けるようなことはない。悪をしたものは、人には知られなくても、未来は悪道に落ち、善をいたせば、この世では、仕合わせにならなくても、未来は仏というものになるというようなことは、けがらわしい坊主どものでたらめのことばである。