Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
いかなるほしのもとに
如何なる星の下に
高見 順
Leggi 如何なる星の下に (いかなるほしのもとに) di 高見 順 (たかみじゅん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.508 caratteri · 236 schermate
「実家は、この辺……」
「いや、玉の井の傍ですよ」
私はそのまま聞き流していた。小柳雅子の家も、寺島と聞いていたのだが、そのことはその時頭にこなかった。
×月×日。
朝、家でA新聞のカコミ評論を書く。(※二)
午後、浅草に行く。
*
この寒いのに、依然として愛玉只がある。人も入っているのに驚く。(※三)
*
犬と子供(※四)
ブーニンの回想記の中のチェーホフの言葉。――「ここに大きな犬と小さな犬とがいるとする。しかし、小さな犬は、大きな犬がいるということで勇気がくじけてはならない。――そして神の与えた声で吠えなければ……」
*
夕方、朝野の下宿を訪れる。
「珍しいですな。……小柳雅子に会わせろといった顔ですな」
図星だ。だが雅子には会わなかった。(※五)
朝野はまたしても私のことを「鯛に食い飽きて鰯を食おうとしている男」と言った。そうしつこく言うと、私はほんとにそうなるぞ。
「悪漢に一日に三、四度ずつ、彼が正直の権化だと言ってやれば、彼が少なくとも、完全な『正義派』になることは確実である。しかしその反対に、正直な男をあまりしつこく悪漢呼ばわりすれば、彼は、自分がまんざら悪漢でなくもないことを証明したい、旋毛曲りな欲望を起すだろう」