Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
もうぼだんき
孟母断機
上村 松園
Leggi 孟母断機 (もうぼだんき) di 上村 松園 (うえむらしょうえん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 1880 caratteri · 4 schermate
それで、その苦心はなみなみならぬものがあったのである。
孟子は子供の時分、母と一緒に住んでいた家が墓場に近かった。
孟子は友達と遊戯をするのに、よくお葬式の真似をした。
母は、その遊びを眺めながら、これは困ったことを覚えたものであると思った。明け暮れお葬式の真似をしていたのでは、三つ子の魂百までもの譬えで、将来に良い影響は及ぼさぬと考えた。
そう気づくと、母は孟子を連れて早速遠くへ引越してしまった。
ところが、そこは市場の近くであったので、孟子は間もなく商人の真似をし出した。近所の友達と、売ったとか買ったとかばかり言っている。
三度目に引越したところは、学校の近くであった。
すると果たして孟子は本を読む真似をしたり、字を書く遊びをしたり、礼儀作法の真似をしてたのしんだ。
孟子の母は、はじめて愁眉をひらいて、そこに永住する決意をしたのである。
世に謂う孟母三遷の有名な話であるが、孟母は、これほどにまでして育てた孟子も、成長したので思い切って他国へ学問にやってしまった。
しかし、年少の孟子は、国にのこした母が恋しくてならなかった。
ある日、母恋しさに、孟子はひょっこりと母のもとへ帰って来たのである。