Classici giapponesi con furigana
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うちゅうのまいご
宇宙の迷子
海野 十三
Leggi 宇宙の迷子 (うちゅうのまいご) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 14.497 caratteri · 29 schermate
きらきらとダイヤモンドのように無数の星がきらめいている。ことに大銀河のうつくしさは、目もさめるようだ。その銀河が橋をかけているしたに、川上がさわぎたてる大きな光りの山があった。それは五色の光りのアルプスとでもいいたい。空中の博覧会の大イルミネーションだ。目をすえて見るとその五色の山脈はすこしずつ動いている。
「ああ、きれいだなあ」
山ノ井は思わず嘆声をはなった。
「千ちゃん。きれいだなどと、見とれていていいのかい。あれは何だい。原子力のたつまきじゃあないのかい」
原子力のたつまきなんて、そんなものがあるかどうか知らないが、川上はそういうものがあったらさぞおそろしかろうと思って、そういったのだ。
「ちがうよ、ポコちゃん。あれはオーロラだ。極光ともいうあれだ。そして山形をしているから、あれは弧状オーロラだよ」
「オーロラ? ははあ、なるほどオーロラだ」
川上は、本に出ていた三色版写真のオーロラを思いだした。
「あそこがちょうど北極のま上にあたるんだ。地上からの高度はいくらだったかな」
山ノ井が、れいの増刊のページをぺらぺらとくって、オーロラの説明の出ているところをだした。