Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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よせとしばいと

寄席と芝居と

岡本 綺堂

Leggi 寄席と芝居と (よせとしばいと) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 26.084 caratteri · 52 schermate

Aozora Bunko

その友人の又作なる者も同じく貧乏士族であるが、これも金になるなら何でも引き受けると云って、助右衛門の死体を行李詰めにして人力車に積み込み、上州沼田在の川に捨てる。その車を挽いて行った車夫が怪しんで強請りかけると、又作はおどろかず、車の蹴込みの板を取って車夫をぶち殺して立ち去る。揃いも揃ってきびきびしているのはさすがに団十郎と左団次の芝居で、センチメンタリズムなどは微塵もなく、いずれも徹底したものである。又作はそれを種にして、丈助の家へたびたび無心に来るので、丈助は面倒になって、これをも殺してしまうのである。

こんな話ばかりでは人情話どころか、不人情話と云うべきであるが、さきに殺された助右衛門の娘おまきと忰重次郎、この姉弟が父のかたきを尋ねる苦心談があり、結局は丈助が前非を悔いて切腹し、めでたしめでたしに終わることになっている。新富座でどうしてこんな物を上演することになったのか、私はその事情を知らないが、円朝物の速記本が流行するので、その脚色を思い付いたのであろう。さりとて「牡丹燈籠」「塩原多助」のたぐいはこの一座に不向きであるので、団十郎や左団次に出来そうな物という注文から、この「西洋話」