Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しょうらいのにほん
将来の日本
徳富 蘇峰
Leggi 将来の日本 (しょうらいのにほん) di 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.399 caratteri · 240 schermate
けだしその中央の部分に行なわるるものは何事もこれをその四隅に推し及ぼすは自然の理にして吾人は決してこれを怪しまざるなり。
さればかの封建の社会はその有形の現象においてするのみならず、また無形の現象に向かってその真面目を発露せり。試みに見よ封建社会の道徳なるものは天真爛漫、自然のうちに修養あり、自由のうちに規法ある、愛すべき親しむべきものにあらず。かえってただ式に拘泥したる死物の道徳にあらずや。それかの今日に存在する浄瑠璃院本なるものは実に封建思想の産物にして実にその真相を描し出だしたる明鏡なり。
〔註〕これかか様、士の子という者は、ひもじい目をするが忠義じゃ。またたべるときには毒でもなんとも思わず食うものじゃと、言わしゃったゆえ、わしはいつまでも堪えている。そのかわり忠義をしてしもうたら、早くままを食わしてや。それまでは明日までも、いつまでも、こうきっと居てお膝へ手をついて待っております。お腹がすいてもひもじゅうはないなんともないと。皺面つくり涙は出れど、稚気に讃められたさがいっぱいに、こちゃ泣きはせぬわいと額を撫でて泣顔を、隠す心はさすがにも名に負う武士の種なりき。