Classici giapponesi con furigana
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しょうねんたんていちょう
少年探偵長
海野 十三
Leggi 少年探偵長 (しょうねんたんていちょう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.286 caratteri · 221 schermate
と、それから生駒の滝の前で戸倉老人にめぐりあい、黄金メダルの半かけと絹地にかいた説明書をもらったことから、メダルを失ったことまで、残りなくすべてのことを金谷先生にうちあけた。
先生はおどろいて、はじめは「ほう」とか「おもしろいね」といっていたのが、終りには腕をくみ、身体をかたくして、「ふん、それからどうした」とか、「それはたいへんだ。で、どうした」とか、さかんに力んでたずねた。
「これが焼け残った絹のハンカチの一部です」
と、春木少年が金谷先生の手にそれを渡したとき、先生の緊張は頂点に達した。
「なるほど。これはほんものだ。えらいことになったものだ」
先生はそこで頭をひねって、しばらく沈黙したが、やがてあたりへ気をくばり、低い声でいった。
「春木君。先生は昨日、君がとられたという黄金メダルの半ぺららしいものを、海岸通りの横丁の骨董店の飾窓の中に見かけたよ」
「ええッ。先生、それはほんとうですか」
「ほんとうかどうか、とにかく君が今話をした三日月形の黄金メダルというのによく似ていた。君の話では、お稲荷さんのお堂に住んでいた男が、あの店へ売ったんじゃないかな」