Classici giapponesi con furigana
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
Leggi 少年科学探偵 (こさかいふぼくしゅうはしがき) di 小酒井 不木 (こざかいふぼく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 152.885 caratteri · 308 schermate
白井刑事は、一時呆然としていましたが、死体の黒子が付け黒子であったとすれば、俊夫君の想像が正しいので、看護婦や医員たちを尋問して事情を聞いてみますと、二ヶ月ほど前から先生の様子が以前と少し変わってきたようだったと、みんなは口を揃えて申しました。しかし、木村博士は独身であって、両親もなく、誰も博士に双生児の兄弟があることを知りませんでした。
「すると本物の博士はたぶん二ヶ月ほど前に殺され、この人が替え玉になっていたのでしょう」
と俊夫君は言いました。そうして、俊夫君は小田刑事に向かい、
「いよいよ、ますます事件は複雑になってきましたが、どうやら、もうじきに万事が解決されるように思います」
と言い、さらに看護婦に向かって、
「この病院には紫外線治療室があるでしょう。どうか、その室へ案内してください」
と、申しました。
看護婦の案内によって私たちは、紫外線治療室へ行きました。そこには俊夫君の持っているような水銀石英灯があって、中央には一台のベッドが置かれ、壁の一面には、薬品棚や書棚が備えつけられてありました。
俊夫君はそれらのものをいちいち検べておりましたが、やがて、書棚から一冊のノートブックを取りだしました。