Classici giapponesi con furigana
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
Leggi 少年科学探偵 (こさかいふぼくしゅうはしがき) di 小酒井 不木 (こざかいふぼく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 152.885 caratteri · 308 schermate
この位置が犯罪の事実を研究する有力な手掛かりとなることがある。しかしもし何かのついでにその血が拭い去られたならば、何にもならない。こういうことは実際に当たりてしばしばあることらしい。されば探偵小説は何人も研究しておくべきものであろう。
フリーマンの小説のあるものには、犯罪の光景を始めに述べて、しかる後探偵が順次に活動してゆくように書いてある。著者自身は、こういう書き方が読者によりて面白いだろうと述べている。しかしこのやり方は私はあまりに科学的であろうと思う。
小説すなわち芸術的作品である以上、最後に至って全秘密の暴露せられた方が面白い。探偵小説は科学書ではない。一から二、三と順次に十に至るは科学者の行き方で、一から八、八から二というふうに紆余曲折して十に達した方が、小説として興味が多いように思われる。もっとも真の科学者は科学書を読むに当たりても、探偵小説を読むと同じ興味をもってせねばならないであろう。
ルブランのものは面白いけれども、犯罪の方が主で、探偵の方が失敗するのだから、気持ちが悪いように思われる。犯罪小説にしろ、探偵小説にしろ、近頃はどしどし刊行されて、人々は新奇なものを先から先へと求め、今どきはもう、ルブランやル・キューのものでもあるまいなどという言葉を聞くけれど、私のような立場のものからいえ