Classici giapponesi con furigana
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
Leggi 少年科学探偵 (こさかいふぼくしゅうはしがき) di 小酒井 不木 (こざかいふぼく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 152.885 caratteri · 308 schermate
木村さんは相変わらずぼんやりしていましたが、俊夫君は快活にはしゃぎました。
食事がちょうど終わった時、小田刑事の部下の波多野さんが角袖でふうふう言って入ってこられましたが、私たちの姿を見てちょっと躊躇されました。すると小田さんは、
「波多野君、この人たちは、みんな内輪だから、かまわず話してくれたまえ」
と言われました。
「仰せに従って新堀町の八百屋を見張っておりますと、竹内は土瓶を持って帰りましたが、三十分ほど過ぎると、人力車が来まして、竹内は行李とその土瓶を持って、その車に乗りました。車は品川の方をさしてずんずん走り、私は車のあとからついて走りました。
それから品川を過ぎ、大井町を通って大森の△△まで行きました。あまり遠かったのでずいぶん弱りましたが、ついに車は畑中の一軒家の西洋造りの家の前でとまり、竹内は行李と土瓶とを家の中に運び入れて車をかえしました。私はしばらくその家の様子を伺っていましたが、家の中には誰もいないように思われました。
近所で聞いてみると、誰もどんな人が住んでいるかは知らないけれど、夜分になると男が五六人集まってきては、西洋館の階下の隅にある室で、化学実験のようなことをするということでした。