Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しょうねんれんめい

少年連盟

佐藤 紅緑

Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate

Aozora Bunko

」

こういうと次郎は、ワッと地面に泣きふした。

「次郎、よくざんげしてくれた、おまえはいま一命をすてるときだぞ、罪のつぐないをすべきだ」

と富士男が涙声でいった。

意外な次郎のざんげは、一同の心を強くうった、動揺がさざなみのように胸から胸へつたわった、快活だった次郎が、急に陰気な子になったことも、いつも困難な仕事はまっさきにひきうけたことも、みずから一身をなげうつ冒険にのりだしたことも、おかした罪の万分の一でも、つぐなおうとしたのだ、こう思うと一同は次郎の心根がいじらしくもあり、かわいらしくもある。

「次郎君は二年間の良心のかしゃくで、すでにその罪はつぐなわれている、そればかりではない、次郎君は危険な仕事があるたびに、みずから喜んであたってくれた、富士男君、ぼくはいまはじめてきみの高潔な心を知った、きみがつねに冒険をひきうけたのは、弟をかばうあたたかい心からだったのだ」

「そうだ、ぼくらは次郎君を罰することはできない」

一同がさけんだ。

「次郎君! 元気を出したまえ」

とドノバンが次郎の手をとった、一同は次郎を助けおこそうとしたが、次郎は両手で顔をおおってはなそうとしない。