Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
だちょうは穴がせまいために、つばさを開いて飛ぶことができなかったが、いま最後の力をこめて、フハンの眼玉をつこうとした。そのせつなにサービスはだちょうのながいくびにぶらりとさがった。だちょうは驚いてサービスの頭を、その怪奇なくちばしで二つ三つつついた。
「なにをちくしょう!」
つかれたサービスはものともせずに、だちょうののどをしめつけしめつけした。
「なにか縄をくれ」
「よしきた」
一同は縄やバンドをつなぎあわせて、穴のなかへおろした。
「ひいてくれ」
一同が縄をひくと! 見よ! たくたくたる丈余の灰色の巨鳥! 足はかたくしばられ、恐怖と疲労のために気息えんえんとしている。
「やあ大きなものだなあ」
一同があきれて見まもっていると、サービスとフハンが穴から出てきた。
「うまいぞうまいぞ、当分ごちそうができるぞ」
とモコウはおどりあがって喜んだ。
「じょうだんじゃない、これを食われてたまるもんか」
とサービスはいった。
「食わずにどうするつもりだ」
「後生だから命だけは助けてくれよ、いまにこれをかいならして乗馬にするんだから」
「だがわれわれの食料の倹約しなければならないのに、この鳥をかう食料はどうするつもりか」