Classici giapponesi con furigana
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ひらがたけとうはんき
平ヶ岳登攀記
高頭 仁兵衛
Leggi 平ヶ岳登攀記 (ひらがたけとうはんき) di 高頭 仁兵衛 (たかとうじんべえ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 13.907 caratteri · 27 schermate
ことは出来まい、序にいうが人夫の賃金はこんなに多忙の中でも一日七十五銭であった、しかし閑暇の時だというて安いかどうかは談判して見ないから知らない。
博文舘発刊の『太陽』第一年第一号に利根川の水源探検記が載っている、自分は多分平ヶ岳に登ったのではあるまいかと考えていたが、利根川の水源は丹後山の東から出ているから、平ヶ岳の絶頂からは尾根伝いに行ったならば、三里以上もあるかもしれない、探検記の著者は山名を明記していないから、勿論臆断ではあるが八海山図幅の無名の 1592 か、丹後山の辺へでも登ったものらしい、さすれば陸地測量部と大林区の役人を除いては、自分が最初(土人は省く)の登攀者だと確信している、いわんや写真や記文は下手ながらこれが嚆矢であると考えている。
これが立山の劍か赤石山ででもあると、非常に天狗になれるかも知らぬが、二千百米突ではそんなに大袈裟にもいわれまい、しかし自分個人としては山数はまだ碌々登って居ぬが、十三の時から三十九の今日までに、自分単独の力で人がまだ行っていない山へ登躋して、それに自分の記文と写真を載せたということは、生来はじめてであるから法螺でも自慢でもないが、自分は衷心から珍らしい