Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
文「そういう訳では何(ど)うも致し方がない、事によると二三日厄介になるかも知れぬ、兎も角も御飯の支度をしてくれんか」
主人はにこ/\笑いながら、
主「へえ御機嫌宜しゅう、こりゃアお客様に飯を上げろえ」
後(うしろ)の襖(ふすま)を開けまして、年の頃四十前後の飛脚体(ひきゃくてい)の者、旅慣れた拵(こしら)えにて、
旅「えゝ御免下せえまし、只今隣で聞いて居りますと、海辺を御見物なさりてえと亭主へお頼みなさりましたが、宿屋てえもなアいやはや狡(ずる)いもんでしてね、三四日(か)御逗留を願(ねげ)えてえもんだから、あんな事を申しやす、私は此の辺を歩きます旅商人(たびあきんど)で、こゝらの船頭に幾干(いくら)も知った者がありやすから、直(す)ぐに頼んで上げましょう、併(しか)し旦那ア、こりゃア亭主に云わねえ方が宜(よ)うござりやすよ」
文「それは御親切な事で、併し今も亭主から聞きましたが、大分此辺(こゝら)に盗人(ぬすびと)が居って、婦人などを勾引(かどわか)すとか申しますが、全く左様な事があるのでございましょうか」
旅「専(もっぱ)ら然(そ)ういう