Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate

Aozora Bunko

役「畏(かしこ)まって候」

と抜刀(ぬきみ)の両人、文治の後(うしろ)より鋭く切掛けました。其の時早く文治は前に押えた腕を捩上(ねじあ)げ、同役二人(ににん)が振下(ふりおろ)す刀の下へ突付けました。はっと思って二人(ににん)が退(さが)る途端に身を交(かわ)して空(くう)を打たせ、素早く掻潜(かいくゞ)って一人(いちにん)の利腕を捩上げ、尚(な)お一人(ひとり)が、「小癪なことを為(し)やがる」と横合(よこあい)より打込み来る其の間(ま)に、以前に捩上げたる下役の腕を反(かえ)して前へ突放したから耐(たま)りませぬ、同役同志鉢合(はちあわ)せをして二人(ににん)ともに打倒れました。残りし一人(ひとり)が又々抜刀(ぬきみ)を取直し、「無礼なやつ」と打掛る下を潜って一当(ひとあ)て当てますと、脂(やに)を甞(な)めた蛇のように身体を反らせてしまいました。此奴(こいつ)容易ならぬ曲者なりと、平林は手早くも玄関の長押(なげし)に懸けてありました鉄砲へ火縄(ひなわ)を挟(はさ)み、文治へ筒口を向けましたから、文治は取って押えた両人を玉除(たまよけ)に翳(かざ)し、