Classici giapponesi con furigana
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いとこへのてがみ
従妹への手紙
宮本 百合子
Leggi 従妹への手紙 (いとこへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 5554 caratteri · 12 schermate
よくみんなのために働く手を持ってるでしょう」
実際そうだ。が、ひとつ、ぜひ澄子さんに云ってよろこばしてやりたいことがある。
澄ちゃんは「兄さんたら、僕男だからいいんだよって、何にもしないで、遊びに出ちまうのよ」ってよく不平を云いますね。あれがね、ソヴェトの世の中になると、ないのよ。男の子だからって、ブルジョア国のように威張ることなんか決してない。みんながしなければならない仕事はみんなで、男の子も女の子もやる。
洗濯、縫物なんて女の子だけの仕事みたいに思われているが、ソヴェト同盟のピオニェールはそれを男の子もします。
そのやりかたがまた面白い。
同じ十三でも男の子の十三は力があるから、この「五月一日の子供の家」では、男の子が洗濯物のアイロンかけをやることになっている。
つまらない繕いものは年上の女の子が当番でやる。私たちが裁縫室へ入った時は、五六人の女の子が、シャツのボタンをしらべ、落ちたのをつけていました。
さあ、また、玄関わきの客間へ戻って来た。ここには、壁新聞やピアノや、この前ハンガリーの共産青年同盟員が訪ねて来たときみんなでとったという写真や、シュロの植木鉢などが飾ってある。