Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かいじんとしょうねんたんてい
怪人と少年探偵
江戸川 乱歩
Leggi 怪人と少年探偵 (かいじんとしょうねんたんてい) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 36.648 caratteri · 74 schermate
警官隊
井上君が、心ぼそいこえを出しました。
「BDバッジを、だれかが見つけて、小林団長に知らせてくれるかどうかで、きまるよ。ぼくは、きっと、知らせてくれるとおもうよ。あんなにたくさん、ばらまいたんだもの」
ポケット小僧は、井上君をはげますように、いうのでした。
警官隊
こちらは、小林少年と、BDバッジを見つけて知らせた山村少年です。
にせのマンホールのちかくの家を、かたっぱしから、しらべて、一軒のあやしげな家にしのびこみ、二階の窓から、小さな女の子が、たすけをもとめているのを見ました。女の子は、すぐに、なにものかに、へやのおくのほうへ、ひきもどされてしまいましたが、そのひきもどした男の顔が、人形のように見えたのです。
「あいつは、新聞でさわがれている人形怪人かもしれないぞ」
小林少年は、そうおもいましたが、夕ぐれのくらい光で、ちらっと見たばかりですから、もっとたしかめてみなければなりません。
「こんなときの用意に、いいものをもってきたよ」
小林君は、そうささやいて、胸のボタンをはずすと、その中にかくしていた、大きなうすべったいものを、とりだしました。それは四十センチ四方ほどの四角なボール紙でした。