Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
そして、テーブルの前で、直立不動の姿勢をとりました。
「おい、おい、明智君、きみは、ぼくの力をまだ知らないようだね。ここは鉄道ホテルだからと思って安心しているのじゃないかね。ところがね、きみ、たとえばこのとおりだ。」
二十面相はそういっておいて、ふたりの大男のボーイのほうをふりむきました。
「きみたち、明智先生にごあいさつ申しあげるんだ。」
すると、ふたりの男は、たちまち二ひきの野獣のようなものすごい相好になって、いきなり明智を目がけてつき進んできます。
「待ちたまえ、ぼくをどうしようというのだ。」
明智は窓を背にして、キッと身がまえました。
「わからないかね。ほら、きみの足もとをごらん。ぼくの荷物にしては少し大きすぎるトランクがおいてあるじゃないか。中はからっぽだぜ。つまりきみの棺桶なのさ。このふたりのボーイ君が、きみをいま、そのトランクの中へ埋葬しようってわけさ。ハハハ……。
さすがの名探偵も、ちっとはおどろいたかね。ぼくの部下のものが、ホテルのボーイにはいりこんでいようとは少し意外だったねえ。
いや、きみ、声をたてたってむだだよ。両どなりとも、ぼくの借りきりの部屋なんだ。