Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
電燈がついたかと思うと、こんどは、どこからともなく、大きな人の声が聞こえてきました。だれもいないのに、声だけがお化けみたいに、空中からひびいてきたのです。
「ひとり人数がふえたようだな。そいつはいったい、だれだ。」
どうも人間の声とは思われないような、へんてこなひびきです。
新米の赤井はうすきみ悪そうに、キョロキョロあたりを見まわしています。
すると、乞食に化けた部下が、ツカツカと玄関の柱のそばへ近づいて、その柱のある部分に口をつけるようにして、
「新しい味方です。明智に深いうらみを持っている男です。じゅうぶん信用していいのです。」
と、ひとりごとをしゃべりました。まるで電話でもかけているようです。
「そうか、それなら、はいってもよろしい。」
またへんな声がひびくと、まるで自動装置のように、こうし戸が音もなくひらきました。
「ハハハ……、おどろいたかい。今のは奥にいる首領と話をしたんだよ。人目につかないように、この柱のかげに拡声器とマイクロホンがとりつけてあるんだ。首領は用心ぶかい人だからね。」
乞食に化けた部下が教えてくれました。
「だけど、おれがここにいるってことが、どうして知れたんだろう。