Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
少年たちはもう長いあいだ、博物館のまわりを歩きまわって、何かのときの手助けをしようと、手ぐすねひいて待ちかまえていたのでした。
まず先頭の小林少年が二十面相を目がけて、鉄砲玉のようにとびついていきました。つづいて羽柴壮二少年、つぎはだれ、つぎはだれと、みるみる、賊の上に折りかさなって、両手の不自由な相手を、たちまちそこへころがしてしまいました。
さすがの二十面相も、いよいよ運のつきでした。
「ああ、ありがとう、きみたちは勇敢だねえ。」
かけつけてきた中村係長が少年たちにお礼をいって、部下の警官と力をあわせ、こんどこそとり逃がさぬように、賊をひったてて、ちょうどそこへやってきた警察自動車のほうへつれていきました。
そのとき、門内から、黒い背広のひとりの紳士があらわれました。さわぎを知って、かけだしてきた明智探偵です。小林少年は目早く、先生のぶじな姿を見つけますと、驚喜のさけび声をたてて、そのそばへかけよりました。
「おお、小林君。」
明智探偵も、思わず少年の名を呼んで、両手をひろげ、かけだしてきた小林君を、その中にだきしめました。美しい、ほこらしい光景でした。