Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
そのインド人は、はじめに罪をおかしたそのときの外国人にだけ復しゅうすればいいじゃありませんか。それを今ごろになって、ぼくたちにあだをかえすなんて。」
始君は、どうもふにおちませんでした。
「ところが、そうではないのだよ。じっさい手をくだした罪人であろうとなかろうと、現在、宝石を持っているものに、のろいがかかるので、そのため、ヨーロッパでもいく人もめいわくをこうむった人があるのだよ。おそろしさのあまり病気になったり、気がちがったりしたものもあるということだ。」
「そうですか、それはわけのわからない話ですね……。ああ、いいことがある。おとうさん、ぼく少年探偵団にはいっているでしょう。だから……。」
始君が声をはずませていいますと、おとうさまはお笑いになって、
「ハハハ……、おまえたちの手にはおえないよ。相手はインドの魔法使いだからねえ。おまえ知っているだろう。インドの魔術というものは世界のなぞになっているほどだよ。一本のなわを空中に投げて、その投げたなわをつたって、まるで木登りでもするように、子どもが、空へ登っていくというのだからねえ。
それから、地面に深い穴を掘って、その中へうずめられたやつが、一月も二月もたってから、土を掘ってみると、ちゃんと生きているという、おそろしい魔法さえある。