Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
」
大鳥氏は、それを考えると、いささか得意でした。「二十面相め、やれるものなら、やってみろ。」といわぬばかりの勢いでした。
しかし、日がたつにつれて、この勢いは、みじめにもくずれていきました。安心が不安となり、不安が恐怖となり、大鳥氏は、もういても立ってもいられないほど、いらいらしはじめたのです。
それというのは、二十面相が毎日毎日、ふしぎな手段によって、犯罪の予告を、くりかえしたからです。
夕刊新聞に予告の記事が発表されたのは、十六日のことで、問題の二十五日までは九日間のよゆうがあったのですが、二十面相は、あの新聞記事だけでは満足しないで、それ以来というもの、毎日毎日、「さあ、もうあと八日しかないぞ。」「さあ、あと七日しかないぞ。」と大島氏へ、残りの日数を知らせてくるのです。
最初は、大きな字でただ「8」と書いたハガキが配達されました。そのつぎの日は、公衆電話から電話がかかってきて、主人が電話口に出ますと、先方はみょうなしわがれ声で、「あと七日だぜ。」といったまま、ぷっつりと電話を切ってしまいました。
その翌朝のこと、店の戸をあけていた店員たちが、何か大さわぎをしていますので、行ってみますと、正面のショーウィンドーのガラスの、まんなかに、白墨で、大きな「6」