Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate

Aozora Bunko

」

大鳥氏は、意外につぐ意外に、ただもうあきれかえるばかりです。

「おたくには、つい近ごろ、やといいれたお手伝いさんがいるでしょう。」

「ええ、います。あなたのご紹介でやとった千代という娘のことでしょう。」

「そうです。あの娘をちょっとここへよんでくださいませんか。」

「千代に、何かご用なのですか。」

「ええ、たいせつな用事があるのです。すぐ来るようにおっしゃってください。」

明智探偵は、ますますみょうなことをいいだすのでした。

大鳥氏はめんくらいながら、すぐさま千代を呼びよせました。読者諸君はご記憶でしょう、千代というのは、たびたび奥座敷をのぞいていた、あのかわいらしい怪少女なのです。

まもなく、りんごのようにあでやかなほおをした、かわいらしいおさげの少女が、座敷の入り口にあらわれました。

「ここへきてすわりなさい。」

探偵は少女を自分のそばへすわらせました。そして、黄金塔、置きかえの説明をはじめるのでした。

「大鳥さん、あなたがたが、ほんものの塔を、床の下へうめようとしていらしたとき、裏の物置きに火事がおこりましたね。」

「ええ、そうですよ。よくごぞんじですね。