Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate

Aozora Bunko

おじさん、これでしょう」

「なるほど。それから……」

「えッ、えッえッ。まだ、それからですって」

三根夫はあきれてしまった。へんなことが、そんなにたくさんあるのだろうか。帆村荘六がからかっているのかしらと、三根夫は帆村の顔をちらりと見た。

帆村は、そのとき小さい手帖に、いそいでなにごとかを書きこんでいた。

りんごの買物

「どうだい。わかったかい」

「いや、わからないです」

「三根クン。きみはあの店にならんでいるりんごがたべたくないかい」

「あれですか。りんごはめずらしいですね。それにたいへんおいしそうだ。あれを買えないでしょうかね」

「さあ、どうかな。三根クン。きみはあの店へはいっていって、『りんごをいくつ、ください』といってみたまえ。するとどうなるか。ただし三根クン、おどろいちゃだめだよ」

「おどろきゃしませんが誰もいない店へはいって、誰もいないのに、りんごを売ってくださいというのですか」

「そうだ。ためしに、そういってみたまえ」

三根夫は帆村からへんなことをすすめられて、はじめは帆村がいたずらはんぶんにそれをいっているのだと思っていたが、そのうちにどうやらそれは帆村がしんけんになって、知りたいと思っているのだとさとった。