Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate

Aozora Bunko

この国は、恒星や遊星などとちがって、われわれの手でつくったものですからねえ。宇宙を旅するには、もちろん動力がいるわけです。ですからあの動力室は、この国にとってはひじょうに大切なんです」

動力室が非常に大切なものであることは、よくわかった。怪星ガンの大きさから考えて、こんな大きな物体が、宇宙のなかを快速力でとんでいくには、毎秒たいへんな動力をださなくてはならないであろう。地球人類の頭脳と科学力とでは、とてもやれないことだ。三根夫は、怪星ガン人の智能の深さと大いさに、いまさらながらおどろかされた。

(このようなガン人に打ちかって、われわれテッド隊員が、うまく怪星ガンから脱出することがはたしてできるであろうか)それを考えると、三根夫は気がめいってきた。

問題の天蓋

三根夫が、へんな顔をして、ふさぎこんでしまったので、ハイロは心配して、声をかけた。

「誰でも、動力室を見ると、気がふさぐものです。それは、もし動力室がこわれたら、われわれはどうなるかなあという不安が、誰の心にも起こるからです。まあ心配しないほうがいいですよ。この国にも、そのほうの専門家がたくさんいるんだから、動力室のことはその人たちにまかせておくことですよ。