Classici giapponesi con furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate
「おじさんはいいなあ。うらやましいなあ」
といったが、帆村は笑いもせず怒りもせず、無神経な顔つきで、首を微動もさせなかった。
「それではこれから三名にでかけてもらおう。なにかお土産を持っていってあげたがいいね。新聞と雑誌と、それから果物をいく種類か」
テッド隊長は、こまかく気をつかった。
一行はでかけた。
司令艇の側壁の一部が、するすると動きだしたと思うと、それは引戸のように艇の外廓のなかにかくれ、あとに細長い楕円形の穴がぽっかりとあいた。
するとまもなくその穴から、円板のようなものがとびだした。それは周囲から黄色い光りを放ちまるで南京花火のようにくるくるまわって、闇をぬって飛んだ。
これは円板式の軽ロケットで、汽船が積んでいるボートにあたるものだ。くるくるまわっているのはその周囲のタービンの羽根のような形をしたところだけで、まん中のかなり厚味のあるところは廻らない。その中にこの円板軽ロケットの乗組員たちや三名の使者がはいっているのだった。
ぱっぱっと黄色い光りの輪のまわるのを見せながら、円板ロケットは大きい弧をえがいたあとで、調子よくギンネコ号のうしろから近づいていった。