Classici giapponesi con furigana
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
Leggi 恐竜島 (きょうりゅうとう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 98.662 caratteri · 199 schermate
二人がそんな相談をしている間に、モレロはあたりをかぎまわすように探しものをしていた。
「おい、フランソア、ラルサン、来てくれ、ちょっと手をかしてくれ」
モレロは岩肌をたたいた。
「なんです」
「ここをごらん、字が書いてある。二人のうち、読める者はいないか」
「さあ、どうも俺には、文字という奴がにが手でね」
「うん、英語なら少しはわかるんだが、こいつはどこの国の言葉だか知らんが俺にはわからねえんだ」
“宝、死と共にここに眠る”という謎のようなスペイン文字がモレロに読めたら、彼もちょっと考えたであろうが、残念ながら、彼には読めなかった。
「キッドの宝はここにかくされてあると書いてあるにちがいない。おい手をかしてくれ」
しかし、岩はびくともしなかった。三人の力ではどうにもならない。
「うん、この岩さえどけりゃ、いいんだがなあ、ここまで来て、空しくもどるというのは、なんといってもしゃくにさわるな」
モレロは腕をくんだまましゃがみ込んでしまった。
「親方、ピストルをお持ちでしょ」
「うん、持っている。が、ピストルの弾丸じゃこの岩はびくともしねえよ」
「ピストルで射つんじゃないんです。