Classici giapponesi con furigana
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せいだんじゅうにそう
政談十二社
泉 鏡花
Leggi 政談十二社 (せいだんじゅうにそう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 24.626 caratteri · 48 schermate
その次のも時々悲鳴を上げましたそうですが、二年経ってやっぱり骨と皮になって、可哀そうにこれもいけません。
さあ来るものも来るものも、一年たつか二年持つか、五年とこたえたものは居りませんで、九人までなくなったのでございます。
あるに任して金子も出したではございましょうが、よくまあ、世間は広くッて八人の九人のと目鼻のある、手足のある、胴のある、髪の黒い、色の白い女があったものだと思いますのでございますよ。十人目に十三年生きていたという評判の婦人が一人、それは私もあの辺に参りました時、饅頭を買いに寄りましてちょっと見ましたっけ。
大柄な婦人で、鼻筋の通った、佳い容色、少し凄いような風ッつき、乱髪に浅葱の顱巻を〆めまして病人と見えましたが、奥の炉のふちに立膝をしてだらしなく、こう額に長煙管をついて、骨が抜けたように、がっくり俯向いておりましたが。」
十二
「百姓家の納戸の薄暗い中に、毛筋の乱れました頸脚なんざ、雪のようで、それがあの、客だと見て真蒼な顔でこっちを向きましたのを、今でも私は忘れません。可哀そうにそれから二年目にとうとう亡なりましたが、これは府中に居た女郎上りを買って来て置いたのだと申します。