Classici giapponesi con furigana
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せいだんじゅうにそう
政談十二社
泉 鏡花
Leggi 政談十二社 (せいだんじゅうにそう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 24.626 caratteri · 48 schermate
それでも生命はあったか、と世を隔てたものにでも逢いますような心持。いきなり縋り寄って、寝ている夜具の袖へ手をかけますと、密と目をあいて私の顔を見ましたっけ、三日四日が間にめっきりやつれてしまいました、顔を見ますと二人とも声よりは前へ涙なんでございます。
物もいわないで、あの女が前髪のこわれた額際まで、天鵞絨の襟を引かぶったきり、ふるえて泣いてるのでございましょう。
ようよう口を利かせますまでには、大概骨が折れた事じゃアありません。
口説いたり、すかしたり、怨んでみたり、叱ったり、いろいろにいたして訳を聞きますると、申訳をするまでもない、お金子に手もつけはしませんが、験のある祈をされて、居ても立ってもいられなくなったことがある。
それは※(疑問符感嘆符、1-8-77)
やっぱりお金子の事で、私は飛んだ心得違いをいたしました、もうどうしましょう。もとよりお金子は数さえ存じません位ですが、心では誠に済まないことをしましたので、神様、仏様にはどんな御罰を蒙るか知れません。
憎らしい鼻の爺は、それはそれは空恐ろしいほど、私の心の内を見抜いていて、日に幾たびとなく枕許へ参っては、