Classici giapponesi con furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate
処を助けた処が、何うしても名前を云わないでお届け申す事が出来ず、其の中私の方でも愁傷の中で取紛れて、存じながらお訪ね申さなかったが、段々とお尋ね申した末に、漸くお名前も知れたから早速お知らせ申すが、御無事でお在だから御心配をなさるな、明日此方からお娘子を連れて参るから前以てお知らせ申すと早く行って来な、あゝ申しお家主の名は何と申しますえ」
筆「はい金兵衞さんと申します」
孫「町役人は金兵衞様というのだよ、大急ぎでなア」
時「へえー」
奉公人は駈出して参りましたが暫らく経って夜に入って帰って参りました。
時「へえ只今行って参りました」
孫「あゝ御苦労だった、分ったかえ」
時「へえ解りました」
孫「親御様も嘸案じて居たろう」
時「それが其の親御がお娘子を捜しに出たきり行方が知れませんというので」
妻「此の姉さんのお父さんが」
時「へえ、家主さんが大変に案じてお在でゞ、其のお父さんが、只た一人の娘を失し今まで知れないのは全く死んだに違いない、最早楽しみもないから頭を剃って廻国するという置手紙を残して居なくなって仕舞い、諸道具も置形見にして行きましたと云って家主様も大変心配して居た