Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate

Aozora Bunko

又「酒をつけろ」

婆「酒をつけろたってお前」

又「宜いからつけろ、表の戸締りをすっぱりして仕舞え、一寸明けられねえ様に、しん張をかってしまいな、酒をつけろ」

婆「酒をつけろたってお前さん無理酒を飲んではいけないよ、無理酒は身体に中るから、忰が死んだからってもやけ酒はいけないよう」

又「もう死んだっても構うものか、身体に中ったってよい/\になって打倒れて死んだって、何も此の世に思い置く事はない、然うじゃないか、お前は己が死んだって、一生食うに困るような事はねえから心配しなさんな、己はもう何にも此の世の中に楽しみはねえから、酒をつけろ」

と燗鍋で酒を温め、燗の出来るも待てないから、茶碗でぐいぐいと五六杯引っかけて、年は五十九でございますが、中々きかない爺、欄間に掛った鉄砲を下して玉込をしましたから。

婆「爺さんお前何をするのだえ、また鹿でも打ちに往くのかえ」

又「えゝ黙って居ろ、婆さん己は奥へ行って掛合ってな、何処までも彼奴ら二人に白状させるつもりだが、きゃアとかぱアとか云って逃げめえものでもねえ、若し逃げに掛ったら、手前は此の細口から駈出して、落合の渡しへ知らせろ、此方は山手だから逃げる