Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
鉄砲をぐっと片手に膝の側へ引寄せて引金に手を掛けて、すわと云ったら打果そうと云うので斯う身構えました。互いに竜虎の争いと云おうか、呼吸の止るようにうーんと睨合いました時は側に居るお梅はわな/\慄えて少しも口を利くことも出来ません。永禪は不図後に火縄の光るのを見て、此奴飛道具を持って来たと思うからずーんと飛掛り、抜打に胸のあたりへ切付けました。
二十九
又「やア斬りやアがったな」
と引金を引いてどんと打つ、永禪和尚は身をかわすと運の宜い奴、玉は肩を反れてぷつりと破壁を打貫いて落る。又九郎は汝れ斬りやアがったなと空鉄砲を持って永禪和尚に打って掛るを引っ外して、
永「猪口才な事をするな」
と肩先深く斬下げました。腕は冴えて居るし、刃物は良し、又九郎横倒れに斃れるのを見て婆は逃出そうと上総戸へ手を掛けましたが、余り締りを厳重にして御座いまして、栓張を取って、掛金を外す間もございません、処へ永禪は逃げられては溜らぬと思いましたから、土間へ駈下りて、後から一刀婆に浴せかけ、横倒れになる処を踏掛ってとゞめを刺したが、お梅は畳の上へ俯伏になって、声も出ませんでぶる/\慄えて居りました。