Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
のではない、全く私の了簡で、旦那は誠に感心な娘だと云うので、どうも十六年も音信をしない親父を待って、それ程までに元服もせずに居るとは、実に孝行な事だから嫁が厭なら宜しいが、実にその志操に傳次や尚惚るじゃアねえかと斯ういう旦那の心持で、誠に尤だからそう云う事ならせめて盃の一つも献酬して、眤近に成りたいと云うので、決して引張込んで何う斯うすると云う訳じゃアないが、お前さんが得心して嫁になれば弟も引取って世話をすると云う、実に仕合せだから、うんと云ったら宜いじゃアないか」
やま「何をうんと云うのでございますえ、私の身の上は伯父に」
傳「それは伯父さんに聞いたよ、遁辞で伯父さんに托けると云う事は知ってる」
やま「知って居るなれば何も仰しゃらんでも宜いじゃア有りませんか、私も今は浪人しては居りますけれども、やはり以前は少々御扶持を頂きました者の娘でございます、あなた方の御酒のお相手を致すような芸者や旅稼ぎの娼妓とは違います、余りと申せば失礼を知らぬ馬鹿/\しいお方だ」
三十五
傳「あれ、それじゃア姉さん、だがね、困るねどうも、然うお前さん言ってしまっては……何とか云い様が有りそうなものだ、何うも困るね、左様じゃア」