Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
七「庄吉さん……お留守でげすか……御免なせえ」
と納所部屋へ上って、
七「開けても宜うがすか……おや眞達さんも誰も居ない、何処へお出でなさった……旦那様お留守でげすか、お梅は居りませんか」
と納所部屋から段々庫裏から本堂の方へ来ると、本堂の後に一寸した小座敷がございます、此処にお梅と二人で差向い、畜生めという四つ足の置火燵で、ちん/\鴨だか鶩だか小鍋立の楽しみ酒、そうっと立聴をするとお梅だから、七兵衞はむっと致しますのも道理、身代を傾け、こんな遠国へ来て苦労するも此の女ゆえ、実に斯う云うあまッちょとは知らなんだ、不実な奴と癇癖が込上げ、直ぐに飛込んで髻を把ってと云う訳にもいきません、坊主ですから鉄鍋の様に両方の耳でも把るか、鼻でもごうかと既に飛込みに掛りましたが、いや/\お梅もまさか永禪和尚に惚れた訳でも無かろう、この和尚に借金もあり、身代の為にした事かと己惚て、遠くから差配人が雪隠へ這入った様にえへん/\咳払いして、
七「御免なさい」
永「おゝ誰かと思うたら七兵衞さん、此方へお這入りなさい」
七「へい御無沙汰を致しました、お梅が毎度御厄介に成りまして」