Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんのあいこくしん

新渡戸稲造論集

新渡戸 稲造

Leggi 新渡戸稲造論集 (しんのあいこくしん) di 新渡戸 稲造 (にとべいなぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 94.620 caratteri · 196 schermate

Aozora Bunko

が国のためになりはせぬかと考える。忠君愛国を無暗に振り廻わして、天下を闊歩している不真面目な人よりは、寧ろ退いて一身を守っている人の方が、いざという時に天下国家のためになりはせぬか。

費府は、桑港に次で市政の紊乱せる所であった、何ぜソウなったかというに、費府はクエーカー宗の人々の建てた市で、クエーカー宗では己れを正すということに重きを置くものだから、市の重なる人々が市政に与からぬ、善い人が政治に手を出さぬものだから、市政が次第に紊乱したのである。ケレども腐敗がその極に達し、これではならぬと、ブランケンドルが憤起すると、今まで黙していた真面目な人々が一時に立て応援したから、忽ち腐敗を一掃することが出来た、費府は遠からずして米国の模範市となることでしょう。

傍観は如何にも不親切だが、しかし不真面目に空ら騒ぎをする連中よりは、一度び出たらやると言う修養をして傍観している方、ソノ方が健全な精神的状態ではなかろうか。

この心を養うの道、西洋の方に余計にありはせぬか、日本の活動家というものは無暗に働いてばかりいる、これでは駄目だ。ソレでせんだって二、三回生徒なぞにもいうたことがある。