Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 28.069 caratteri · 57 schermate
八月十日
一生懸命さのいろいろ。
〔欄外に〕
母のお古や何かを平気で着てくらして来た何年か。仕事の上で一つ一つ新しいものを文学の上にもたらそうという勉強の心と自分も出来るだけきれいにしようという心と別のものではないと思う。文学の上に何かもたらしたい、沁々そう思う。生新なる息吹きがもたらしたい。
八月十日(木曜)
『学芸新聞』のために「『幸運の手紙』のよりどころ」三枚。
『読書と人生』(三笠)のために「今日の文章」五枚かく。早くこまこましたものを片づけておきたいから也。
○重治さんから□カン送ってくれる。大阪まできいていてくれる由。ありがたいと思う。
○夜てっちゃん来てくれる。宮本の手紙くれる。
○伊勢氏まだ会わぬ由。気がいかにも重いらしい。栗から何の話もない由。本人がそういう。だのに宮本にはもうすこし先へよってと云ったと云うている由。どうも一寸したことでこういうタイプだから。
〔欄外に〕
仲町貞子「蓼の花」「よきことをしようとして」詩をも小説をもかこうという作者。
自分の主観の中に入っているせまさ。追憶でも何でも。ひろい外からはたらいている眼の流れのないことのうごきなさ。