Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 28.069 caratteri · 57 schermate
九月一日
九月二日
九月三日
〔欄外に〕日比谷のゆきがけに音羽町に森長英三郎氏を訪う
九月一日(金曜)
〔発信〕第八十四信
ドイツ急に軍力をうごかしてポーランドに侵入、ダンチヒ廻廊を占む。ワルシャワ爆弾を行う。女子供三百余人殺した。
〔欄外に〕面会
九月二日(土曜)
○西沢隆二 第二日(終)
閉廷になって出て来たら誰かが「イギリスがドイツに宣戦布告したそうですよ。東株百五十円だそうだ。もっとも株やさんからきいたことだけれど云々」
自分なかなかたやすくは信ぜず
九月三日(日曜)
〔発信〕八十五信
○咲枝とまつ、ひどく腹工合をこわす。自分何ともなし、妙なことがあるものだ。ナミも平気。
○三日午後八時頃ドイツの回答によって英仏宣戦布告するという切迫した事情である。自分は亢奮した心持だ。第一次大戦がはじまって日本が宣戦布告したときの夜の情景など思い出す。今回の政治的意味の深さ。第一次の比に非ず。ソはルーマニアやポーランドに兵を出すという。伊は中立。英仏は伊の動員解除を要求する由。米は中立。新しい流行語が日本に出来た。それは「複雑怪奇なる情勢」という言葉である。一日在宅仕事にとりかかる。殆ど書きはじめるばかりであるが、何だか亢奮している。