Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
つきよのかくれんぼ
月夜のかくれんぼ
槙本 楠郎
Leggi 月夜のかくれんぼ (つきよのかくれんぼ) di 槙本 楠郎 (まきもとくすろう) in giapponese con furigana. JLPT N4. Tocca una parola per il significato.
N4 · base · kanji e kana moderni · 3140 caratteri · 7 schermate
」
「もう、はじめよう。」
かわいい子どもたちは、まん丸いワになって、ジャンケンをはじめました。うたうようにかけごえをして、おどるようにはねながら。
「ジャンケン、ポンよ。あいこでしょ。」
「ジャンケン、ポンよ。あいこでしょ。」
お月夜は、まだよいのくちで、子どもたちは野良からかえったおやたちと、やっといま、ゆうはんをたべおわったばかりなのでした。
えひがさのようなお月さまが、ほんのりと、あたたかそうにてって、うっとりする、きれいな、なの花月夜です。
ジャンケンで鬼がきまると、みんなはひとりの男の子をのこして、バラバラと、てんでにけむった月夜の、ひろいなの花ばたけのあちこちへ、ちらばっていきました。
「ひィ…… ふゥ…… みィ…… よォ……」
鬼になった男の子は、石のおじぞうさまのまえにしゃがんで、手でかおをおおい、かぞえつづけました。
十ずつ、十ぺんかぞえると、かおから手をはなし、スックと立って、なの花ばたけにむかって、よびかけました。
「もう、いいかい?」
すると、ボウとかすんだなの花ばたけのむこうのほうから、二・三人のこえが、ゆめの中のこえのようにひびいてきました。